皮膚科

皮膚科について

皮膚科は東京医科歯科大学から派遣された皮膚科専門医2名、皮膚科研修医1名の計3名で診療にあたっています。当院は日本皮膚科学会専門医研修施設となっており、5年以上の皮膚科研修で専門医受験資格が得られます。卒後研修では必須な診療科ではありませんが、皮膚疾患は頻度が高く、例えば内科治療中に薬疹をおこした、癌の治療中に帯状疱疹を併発したなどのケースに対処していく必要があります。当院では2年間の初期研修中に選択ローテートで1、2か月の皮膚科研修を受け入れています。

研修内容

1.発疹の性状を正しく表現でき、皮膚所見を正しくとれるようにする。

2.頻度の高い皮膚疾患の診断、治療方法を習得する。
例えば

湿疹
薬疹
蕁麻疹
とびひ
にきび
ひょうそなど細菌感染症
いぼ
単純ヘルペス
水痘
麻疹などウイルス感染症
足白癬
カンジダなど真菌感染症
皮膚腫瘍の手術 など

3.皮膚科救急疾患の診断、治療を習得する。
例えば

蕁麻疹
アナフィラキシー
ハチアレルギー
熱傷  など


4.皮膚病変から全身的な疾患を見抜く訓練を行い、逆に全身疾患における皮膚症状を観察する。
例えば

膠原病
糖尿病
肝腎疾患
血液疾患
べーチェット病
サルコイドーシス など

5.専門医に紹介する必要性とタイミングを判断できる能力を身に付ける。

研修目標

皮膚科は外来診療が主体となり、1日平均60人以上の患者を診察します。パッチテストや真菌や疥癬などの顕微鏡検査、紫外線テストなどの検査、軟膏処置や液体窒素治療、軟属腫摘出、光線療法などの処置は外来診療の中で手技を教え、実際に施術してもらいます。

手術は週1日は手術室で、それ以外は外来診療室で行っています。週に6~7例の皮膚腫瘍切除または皮膚生検を行い、これらについては皮膚科内で病理所見を検討し、診断しています。

症状の重い皮膚疾患は入院治療となるので、その回診、治療も毎日行っています。例えば重症の帯状疱疹、天疱瘡、水疱性類天疱瘡、皮膚潰瘍、蜂窩織炎、薬疹、皮膚悪性腫瘍などで、研修では以上の外来、入院診療と手術、皮膚病理の検討に参加してもらいます。


最終更新日: 2009年10月21日 17:12