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茅ヶ崎駅前クリニック
茅ヶ崎市幸町21-30
0467-88-1115

茅ヶ崎駅前クリニック名誉院長 塚本 玲三

 当クリニックは、平成8年9月1日に、茅ヶ崎徳洲会総合病院のサテライトとして開院しました。当初のクリニックの役割は、慢性疾患の患者さんを病院から移して、病院の外来の混雑を解消し、診療の待ち時間を短縮することでした。しかし、高齢社会の到来に備えて、外来だけでなく往診体制をとり、高齢障害者のリハビリ目的のデイケアセンターも併設しました。次いで同年11月1日には、在宅医療推進を目指して訪問看護ステーションを開設しました。さらに平成9年9月1日に、市の認可を得て在宅介護支援センター「ケアプラザ」の開設し、平成11年10月1日に在宅介護の中枢とも言える居宅介護支援事業所を併設しました。そして在宅療養には医療だけではなく、介護も必要ですから、平成12年4月1日介護保険制度発足と同時に訪問介護ステーションを併設しました。10年前、わずか数名の職員でスタートした当クリニックは、現在は5事業所、約70名の職員からなる施設に成長しています。各事業所による活動だけでなく、市民の皆さんにも医療や介護について知って頂くために、クリニックの会議室を利用して病院職員の皆さんの協力を得て、医療講演、介護教室、ヘルパー養成講習会、救急蘇生法研修会などを定期的に行ってきました。駅前という立地条件がよい当クリニックは、医療と介護について悩みを抱えた高齢者あるいはその介護者が一歩足を踏み入れれば、包括的に悩みが解決される駆け込み寺的よろず相談所として市民の方々に愛されてきました。しかし、本年4月1日に、利用者の方々には利便性が悪くてちょっとお気の毒ですが、市の意向によって、ケアプラザが廃止され、地域包括支援センター「あい」として、そして居宅介護支援事業所も東海岸南1丁目に移転してしまいました。健康者にはクリニックから徒歩5分位のところですから、職員の生活習慣病予防には良いのかもしれません。しかし、足取りがおぼつかないお年寄りにはそこにたどり着くのが大変なようです。

 過ぎてしまえば、10年間は短いものですが、目まぐるしく変わる医療および介護保険制度に迅速に対応してゆくことは、正直なところ職員の皆さんには実に大変なことでした。制度が変わるたびに夜遅くまで残業して対応し、うつ病になったり、転職したりする人もいましたが、大半の人達が忍耐強く頑張ってくれました。おかげさまで、クリニックの経営は何とか黒字を維持できました。院長としての私の役割は、職員が燃え尽き症候群やうつ病にならないように、過重労働とこじれた人間関係が起きないように気を配り、出来る限り楽しく働ける職場作りを目指しただけでした。駅前クリニックも将来に備えて転換期に入りましたので、本年5月より茅ヶ崎徳洲会総合病院前院長の田村泰先生に院長に就任して頂き、これから10年先のクリニックのあり方について検討を始めて貰っています。

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茅ヶ崎駅前クリニック院長 田村 泰

 本年9月で茅ヶ崎駅前クリニックは開院して10年を迎えることができました。当院をご利用いただいている患者様や利用者様、また関係機関や施設・事業所の皆様に心より御礼を申し上げます。

 私は本年5月より塚本前院長のあとを継ぎ、当クリニックの院長として赴任してきたばかりであります。赴任以来わずか数ヶ月でありますが、私が今まで見てきた当クリニックの印象についていくつか述べさせて頂きます。

 言うまででもなく前に院長をしておりました茅ヶ崎徳洲会総合病院とは全く相違し、小規模の経営企業体ではありますが、働いている職員一人一人が非常に規律正しく仕事に精励し、よくコミュニケーションをとりあい、一致団結して仕事をしている態度に感動を覚えていることを強調したいと思います。これはひとえに塚本玲三前院長の温和な性格と絶え間ない努力及び職員一人ひとりの血と汗の結晶による成果であることはいうまでもありません。

 もうひとつ強く感銘をうけましたのは、訪問看護ステーション・訪問介護・通所リハビリテーション・居宅介護支援事業所等々これからもっとも本邦において重要な老人医療・介護に対する体制がこの10年間で非常に立派に育成され、地域住民の高齢者医療の要になっていることであります。特にその方面において有能な人材が育成されつつあることに大変心強く思っております。

 当クリニック(診療所)について申し上げるならば、この様な診療所の体制は地域住民の患者様の一人ひとりのホームドクターとして丁寧に見ることが重要な役目であります。

 それに加えて高齢者の慢性呼吸器疾患、脳血管障害・循環器の後遺症や、中年以上の人口において40%以上に見られる生活習慣病(特に糖尿病・高血圧・動脈硬化・肥満症・痛風等今はやりの言葉でいうとメタボリックシンドロームといいます)等患者様から十二分に信頼がよせられるベテランの医師を配置し、診療のみならず予防医学の領域を含めてさらに高度専門領域医療を入れた診療を今後は行いたいと考えております。これからも地域住民の皆様あっての茅ヶ崎駅前クリニックでありますので、より地域住民の皆様と緊密な関係を作り、また地域の医師会の諸先生方とも病診連携をより深め共存光栄はかりたいと考えております。

 最後に申し上げておきますが、茅ヶ崎徳洲会総合病院の新築移転のニュースが皆様のところに届いていると思います。当クリニック院長・前茅ヶ崎徳洲会総合病院院長としまして、お世話になってまいりました茅ヶ崎市民の皆様に対して決してご心配をおかけするようなことにはならないようにしたいと考えております。

 今後ともさらなるご指導・ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。